通知機能を使って中学生の防犯環境を高める

巧妙化する犯罪から子どもたちを守ることは、親のみならず地域全体の課題でもあります。安心して子どもたちを学校や塾へ送り出せる環境が整わないと、心配することばかり増えてしまいます。 特に思春期を迎えた中学生くらいだと、親からの注意を素直に聞かなくなることも考えられますし、心身の成長を過信して自分なら大丈夫と、油断していることもありえます。親がせっかく心配しているのに、それが家庭環境の不和に繋がってしまっては元も子もありません。 適度な距離感を保ちつつ、それでいて確実に子どもの状況を判別できるような仕組みがあれば助かります。それを実現してくれるのが、子どもの行動範囲を通知してくれるサービスです。遠く離れた場所からでも、子どもの行動をある程度判別することが可能です。

行動の記録をICカードで通知してくれる

通知サービスの中には、毎日使う改札と連携したものがあります。鉄道用ICカードに反応し、改札を通過したことを親に知らせてくれるのです。これを使えば今どのくらいの位置にいるかも判断できますし、万が一の場合でも子どもの行動を追うことが可能です。 いつもの電車に乗っていない、降りる駅がいつもと違うといった変化を知ることができます。鉄道用ICカードと連携しているメリットとして、常に持ち歩くという点が挙げられます。例えば財布やスマートフォンは取り出して使うことが多く、自分の家や学校に忘れてきてしまうこともあるでしょう。 しかし鉄道用ICカードなら使う場面が限られているので常にカバンの中に入っていることが多く、仮に電話やメールで親と連絡が取れない場合でも通知が届くので行動を把握できます。

子どもとの距離感に注意して接する

中学生は思春期真っ只中で、本人にしてみれば大人に近づいていると思っていますし、親から見ればまだまだ子どもでしょう。そうした感覚の違いを持ったまま接してしまうと口うるさいとケンカの原因になってしまいかねません。 中学生の行動範囲が通知で届くことは防犯上大切なことですが、その情報を活かしてどのように接するかは親の手腕の見せ所ともいえます。防犯のためとはいえ、改札を通ったことを親に常に届くのを気持ちよく思わない子どももいるでしょう。 いつもと違う行動をしていることがわかったら、問い詰めるのではなく、それとなく聞き出してみたり、理由は聞かずに気にかける様子を見せてみるなど、穏やかな対応を心がけるのも方法のひとつです。もちろん時には厳しい言葉が必要になることもあるでしょうから、適宜使い分けることが大切です。
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